新型インフルエンザ(H1N1)の治療と予防

新型インフルエンザ(H1N1)の予防には、通常のインフルエンザに対する下記のような取組を習慣づけておくことが重要です。

・タミフルやリレンザによる治療が有効

・新型インフルエンザ(H1N1)においても通常のインフルエンザの予防策が有効

・新型インフルエンザ(H1N1)対応のワクチンの接種

注意点

・帰宅後や不特定多数の者が触るようなものに触れた後の手洗い・うがいを日常的に行う。

・手洗いは、石鹸を用いて最低15秒以上行うことが望ましく、洗った後は、清潔な布やペーパータオル等で水を十分に拭き取る。

・感染者の2メートル以内に近づかないようにする。

・流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控える。

・十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとり、規則的な生活をし、感染しにくい状態を保つ。

参考資料

厚生労働省:新型インフルエンザ対策ガイドライン

http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/09.html

個人および一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策に関するガイドライン(PDF:328KB)

http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-12.pdf

新型インフルエンザ(H1N1)に感染の疑いが有る場合の対応方法

妊婦、基礎疾患等をお持ちの方は速やかな対応が必要となります。

国内外の症例を見ると、早期の診断と抗インフルエンザウイルス薬による治療等によって、多くの方が回復しています。ただし、妊婦さんや基礎疾患をお持ちの方々は注意が必要です。

ンフルエンザウイルスは型を変えながら、今後も世界的に広がる可能性がありますから、正しい情報にもとづく冷静な行動をお願いいたします。

各医療機関は感染の疑いがある患者が来院する際には、発熱患者の診察場所・診察時間・入り口・廊下・待合室などを、感染時に重症化する可能性のある人々と分け、高リスク者の安全を確保する必要があります。

感染した可能性がある人は、通院前に電話で医療機関に受診場所・受診時間・入り口などを確認します。

自宅で療養する場合の注意点として、家族などとは別の部屋で過ごして極力接触を避けます。タオルは家族などとは違うものを使用し、部屋でもマスクを着用してください。窓を開けての換気と水分補給はこまめにとりましょう。十分に睡眠を取ります。熱が下がってから2日間は外出を控えましょう。

自宅待機の目安となる体温:37.5度

参考資料

厚生労働省:妊婦・基礎疾患等をお持ちの方々へ

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_maternity.html

厚生労働省:新型インフルエンザ対策ガイドライン

http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/09.html

個人および一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策に関するガイドライン(PDF:328KB)

http://www-bm.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/pdf/09-12.pdf