バンダイネットワークス株式会社

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ZETA GUNDAM Ver.2.0 のスタイルと可変機構を継承して、ウェイブライダーへと完全変形が可能な「藤田版ゼータ」を制作しました。

各部のスクラッチと元パーツを融合させて「Ver.ka」デザインのZETAを継承したスタイルで仕上げています。

 

「藤田版ゼータ」は、その重厚なスタイルが特徴的なのですが、あえて「Ver.ka」のスリムなフォルムを元に各パーツのバランスを取っています。

Ver.2.0 の精巧なフレーム構造を使いパーツ交換無しに「完全変形」する機構も残しての制作と成っています。

 

スクラッチにはプラ板を主に使用して、一部(シールド部)のみポリパテで成型しています。成型にポリパテを使用するとパーツ重量が重くなるので各関節の強度も考慮に入れてプラ板から形状を出しています。

可能な限り元パーツから形状変更し、全くの新造部分は脚部と腕(一部パーツ使用)に留めています。

 

その為「藤田版ゼータ」のデザイン画とは、可動を優先したので一部形状が異なる個所も有ります。

個人的には「立ち姿」がシャープで格好良いと感じていますが、万人受けをするかはどうなんでしょうか。

 

頭部バルカンと脚部のバーニアは金属製パーツへと換装しています。スカート部のバーニアは元パーツを使いディテールアップを施しました。

ウィング部に関しては大きな形状変更はしていません。3段構造は2段構造に変更して、3段目を細身のフィンの変更しています。

 

腕部は関節を市販パーツに変更し(少し可動範囲が狭くなっています)肩部、手部は元パーツの流用、その他はスクラッチで仕上げています。

 

脚部に関しては、大腿部は元パーツをディテールアップし足首以下と各間接は元パーツを使い、それ以外はスクラッチしています。

足首以下に関しては、足裏パーツを幅詰めし、踵パーツの幅に合わせて細身のフォルムへ変更しています。