2011年の地デジ移行に向けて、地デジ関連の家電製品が続々と新商品を発売しています。
アナログテレビから地デジ対応テレビへの買い替えを促すCMなども目立つように成って来ていますが、テレビの買い替えはけっこうな出費を伴います。
一年前より大型テレビの価格は大幅に安く成って来ていますが、それでも気軽に買い替えとは行かないのが現実です。
そんな中で「地デジ」でテレビを見るためには「地デジチューナー」と言う選択肢もあります。
地デジチューナーも登場時には数万円の価格をしていたのが、現在は1万円以下のモデルも出てきています。
しかも「小型、軽量」のモデルが主流になりつつあり、「アナログテレビ」+「地デジチューナー」で取り合えず対応しようという消費者も多いようです。
地デジ対応テレビに買い替えたが、アナログテレビもまだ十分見れると言う場合も安くなった地デジチューナーを買い足してテレビを見る事も可能なんです。
テレビが複数台ある家庭も多いと思いますが、全てのテレビを「地デジ対応テレビに買い替えるのは・・・」と考えている場合は、メインのテレビのみ地デジ対応テレビに買い替えて他は地デジチューナーで対応するのも良い選択ではないでしょうか。
地デジチューナー全体の市場規模で言うと、販売台数・金額ともに右肩上がりで、08年から比較して販売台数では約5倍、販売金額では2.8倍とこの1年の伸びはかなり大きくなっています。
価格自体が安くなった影響は大きいとは思いますが「できるだけ安価にデジタル化したい」との消費者の思惑と商品の提供が上手くリンクしている結果だと思われます。
ただし、消費者の本音としては「安価な地デジ対応の大型テレビが欲しい」ではないでしょうか。
このニーズに応えるような商品も少ないながら見受けられるように成って来ています。
この先、消費者のニーズに企業がどこまで近づけるかが重要な要素になって行くのは間違いないでしょう。