日本ヒューレット・パッカード(日本HP)「HP Mini 2140 Notebook PC」にオフィス搭載モデルが追加されました。
同社オンラインストアで販売を開始し、価格は7万9800円との事。 フルアルミニウムのボディの質感とシンプルなデザインで人気の同シリーズに統合オフィスソフト「Office Personal 2007」を搭載したモデルがラインナップに加わりました。
ディスプレイに10.1インチワイド液晶、17.5mmキーピッチや外部ディスプレイポート、振動や衝撃からHDを守る「HP 3Dドライブガード」など、ビジネスライクに活用出来る仕様です。
CPUはAtom N270(1.6GHz)で1GBメモリ、160GBのHDD、OSはWindows XP Home Edition with Service Pack 2の採用し、本体サイズは幅261×奥行き166×高さ27.2mm、重さ約1.19kg。駆動時間は3セルの標準バッテリーで約4.5時間となっています。
サイズ、重量共にUMPCとしては標準的ですが、ディスプレイの綺麗さで他と違いが有る製品です。
シリーズのデビュー作の「HP 2133 Mini-Note PC」は発売と同時に品切れするほどの人気を博したのですが、CPUが他のUMPCより性能が低かった事も有りその後の販売数は伸びませんでした。
企業向けには他のUMPCよりデザイン的に洗練されたものだった事もあって採用された様です。 その後、SSDを搭載した「HP Mini 1000」「HP Mini 2140」とバリエーションが増えて、選択肢が広がりましたが販売戦略的には他メーカーに一歩遅れた感は否めません。
UMPCは基本的な性能に関しては、どのメーカーでも大きな差は出ない商品なので、やはり「時にかなった」商品を発表出来るかどうかで結果は大きく変わってしまうんでしょうね。
個人的にはデザインではHPの製品が一番良いかなと思っているのですが、一般的にはどうなんでしょうね。