登場時は「低価格」「小型」が一番の売りだったネットブック(UMPC)ですが、最近の傾向として「デザイン」が機種選択の条件として上位を占めてきています。
考えれば、基本機能はどれも同じレベルなので「デザイン重視」は当然の流れだと思います。
人気の傾向は「シェル型」「丸みを帯びた形状」のようです。
「Aspire One」の大ヒットからその傾向が顕著に成って来ています。最近の新機種はどれも上記のデザイン要件を満たした物に成っていますね。
ハード面の開発で「薄型」「軽量」の商品も登場しています。
ネットブックは「WEBサイト閲覧」「メールチェック」を主目的にした使用を想定して作られていますので、あまり高性能なハードの条件は満たしていません。
それに最近はネット上で「ネットブックを快適に使う為の設定方法」などが公開されていますので、少し設定を触れば上記条件の使用範囲では「けっこう使える」感じに成って来ています。
さらに本体の制作コストが低く抑えられるのを利用して「キャラクターデザイン」のネットブックも登場しています。
用途は主に「子供向け」商品なのですが「ディズニーキャラクター」「ハローキチィー」や「リラックマ」などのデザインの物も登場しています。
どれも限定品ではあり、性能的にはネットブック初期製品の流用の感じは否めませんが、カスタマイズがし易い機種がほとんどなのでパソコンに詳しい人は性能アップのパーツ交換でオリジナルのネットブックに仕上げているようです。
有る程度の知識が有れば「カスタマイズ」も出来るネットブックは広く一般的なPCとして今後も拡大して行くのではないでしょうか。