ミニノートの定番と言えば「Intel Atom 」に10型ディスプレイと言われていましたが、ここに来て少し変化が出てきました。
小型で軽量が売りの一つのミニノートですが、それ故のマイナス点も有りました。それが「ディスプレイが小さい」「キーボードが打ちにくい(小さい)」と言う事です。
キーボードに関しては、本体サイズ一杯に広げられてフルサイズの90%以上のサイズでキーピッチもフルサイズに近いものまで出てきています。
特に新製品に関しては「キーボードのサイズ」の問題は完全にクリアーされているようです。
ディスプレイのサイズに関しても、11型を採用するモデルも多くなり「1024×600」が標準とされているミニノートにおいて、高解像度の「1280×800」「1366×768」などディスクトップなみの表示領域を確保したディスプレイを搭載したモデルも出ています。
(高解像度モデルの場合、通常より細かい(アイコンや文字が小さい)表示となります)
レノボ・ジャパンから新製品として発売された12.1型ミニノートは「Intel Atom 」+「NVIDIA IONプラットフォーム」を採用した「高性能ニミノート」になります。
OSをWindows 7として高性能グラフィックチップを採用し、CPUに負荷の高い高精細なハイビジョン映像の動画再生や、写真・動画の編集などがスムーズに行えるのが特徴です。
非力なCPUの搭載で「動画再生」などのCPUに高負荷のかかる作業には不向きとされていたミニノートですが、最新技術でそのマイナス部分を克服した機種も出てきたようです。
また、新たなカテゴリとして「超低電圧CPU」を採用した「ULVPC」「ネットノート」「Light Note(ライトノート)」と呼ばれる製品も登場してきています。
これらの製品はネットブック(ミニノート)より高性能なCPU(CULVプロセッサ)を搭載し「薄型・軽量・省電力」ノートPCになります。
新たなカテゴリの「CULVノート」は今後注目のアイテムとなるでしょう。