「シャアの叛乱」から3年後の宇宙世紀0096年が舞台の「機動戦士ガンダムユニコーン」に、「シャアの再来」が搭乗する「シナンジュ」
連邦から奪取された「サイコ・フレーム」が実験的に搭載された機体は、真紅の衣をまとい驚異的な機動力を誇り「ジオンの紋章」を得る。
シナンジュは実験機であるが、機体へのサイコ・フレームの使用率はνガンダム以上だと言う。その恩恵を受け脅威の機動力を誇る。
シナンジュからのデータをフィードバックし、UC計画の中枢である「NT-Dシステム」は完成された。
その「NT-Dシステム」を搭載し製作されたのがユニコーンガンダムである。つまりシナンジュとユニコーンガンダムは兄弟機とも言える関係にある。
サイコ・フレームはRX-93 νガンダムに使用されていたが、地球連邦は必ずしもそのメカニズムを解明していたとは言えなかった。その未知の機能が多い素材のデータを再度収集するべく開発したのが、その後にシナンジュとなる試作MSだった。
※サイコ・フレームはそれ自体にサイコミュの機能を有した特殊金属のことである。コンピュータ・チップを極限まで小型化し、金属粒子レベルでフレームに鋳込まれている。サイコ・フレームの使用でマシンと人間に高度なインターフェースが実現されると言われている。
「袖付き」では、最高司令官であるフル・フロンタルが搭乗し、真紅に塗られた機体と高機動性から「赤い彗星の再来」と呼ばれ、総帥シャア・アズナブルを失い士気が低下したネオ・ジオンの崇拝と士気高揚の対象となり、敵からは恐怖の対象となっている。
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